コインベース(COIN)の株価は、第3四半期の業績が市場予想を下回ったため、時間外取引で5.2%下落した。
コインベースが10月30日に発表した第3四半期決算によると、売上高は11億3000万ドルで、前年同期から81%以上増加したが、ウォール街のアナリストが予想した12億6000万ドルには届かなかった。
コインベースの1株当たり利益は28セントで、アナリスト予想の45セントを46.5%下回った。 純利益は7500万ドルで、これには保有仮想通貨の未実現損失1億2100万ドルが含まれる。
グーグルファイナンスによると、コインベースの終値は3.61%安の211.74ドル、時間外取引ではさらに5.21%安の200.71ドルだった。 株価は年初来で約35%上昇している。
Source: Google Finance
仮想通貨市場は、ビットコイン(BTC)は今年3月に最高値7万3835ドルを付けたが、2024年の大半は5万5000ドルから6万5000ドルのレンジで横ばいで取引されてきた。最近になって10月29日に7万ドルを突破した。
コインベースは決算発表の中で、「取引高の主要な原動力である暗号資産のボラティリティは、Q3平均とQ2平均を比較すると約5%低下した」と述べている。
米国最大の仮想通貨取引所であるコインベースは、取引収入が前四半期比27%減の5億7300万ドルとなったが、前年同期からは98%以上増加している。
個人投資家向け取引の収益は前年同期比95.6%増の4億8330万ドルとなったが、前四半期比では27%減少した。 機関投資家向け取引は前年同期比292%増の5530万ドルとなった。ただ前期比では13%減となっている。
同社は今月、取締役会が10億ドルの自社株買いを承認したと発表した。 自社株買いは期限なしであり、この計画は市場の状況に基づいている。
コインベースの最高財務責任者アレシア・ハースは、決算説明会で「我々は資本をより戦略的に活用しており、買戻しを通じて資本を還元する機会を作ろうとしている」と述べた。
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