仮想通貨の不正取引調査を手がけるチェイナリシスは、ビットコインやイーサリアムなど15種類の仮想通貨を対象に、不正の疑いがある取引をリアルタイムで知らせるサービスを始めた

「チェイナリシスKYT」と呼ばれる新たなサービスは、企業が規制に抵触するリスクを抑えて事業にフォーカスさせる狙いがある。対象となる仮想通貨は、ビットコインやイーサリアム、ビットコインキャッシュライトコインテザー、DAIなどだ。

チェイナリシスのジョン・デンプシー氏は、「政治家や規制当局が仮想通貨業界に注目する中、仮想通貨ビジネスが規制順守のベストプラクティスを実践することが今まで以上に大切になっている」と指摘。「経済制裁を受けている機関、ハッキングされた資金、ダークネット、その他の不法活動に対応する上で、1分も無駄にできない状況だ」と話した。