これまで投資家は、仮想通貨(暗号資産)ビットコイン(BTC)が16000ドルまで下落すると予想していたことから、今回17650ドルまで急落したことは驚くことではないようだ。むしろ18600ドルへ回復したことが注目すべきであり、これは個人投資家や機関投資家がビットコイン価格が下落するたびに購入したいという考えを裏付けるものだ。
再び下落する可能性はあるが、3つの要因から17650ドルが底値であることが示唆されている。それはクジラ(大口投資家)のデポジットがピークを迎えたことと、ビットコインが急速に回復したこと、取引量が再び増加したことだ。
クジラデポジットがピーク
クリプトクオントのキ・ヨンジュCEOによると、クジラのデポジットは今週初めにピークを迎えた。全取引所の流入額が天井となると、その後は上昇傾向が続くことが多い。

クジラは短期間で莫大な売り圧力をかけることができるため、ビットコインの短期的なパフォーマンスにとって最大の脅威となる。そのため、取引所へのクジラの保有量がピークを迎えて減少するという状況が続けば、クジラが「ガチホ」するという意向を示していることになり、ビットコインにとって強気になる。キ氏は次のように指摘する。
「BTC全取引所流入平均(7日移動平均)は、価格が1年の安値を打った3月以来、8ヶ月ぶりの高値だ。長期的には非常に強気だ」
キ氏はいくつかの要因でビットコインが下落することもありうるが、現在はビットコインの買い時であると指摘する。
「BTCはさらに下落する可能性があるが、ここでロングして下落を我慢する方が良い。18,280ドルでロング。今年の年末(または来年早々)には20000ドルを狙えるという強気のチャートを投稿しよう。」
ビットコイン価格が急反発
買いの増加が目立った後に、ビットコインは反発し、20日移動平均線に向かって上昇した。
ビットコインが回復していることは市場が回復力を持っていることを示しており、強気派が優勢なことを示唆している。今回のビットコインの反発はイーサやXRPなどのアルトコインが強く反発したことに助けられた形となった。こうした傾向は、投資家がリスクの高い取引を求めていることを示しており、市場の確実性が高まっていることを示している。
BTCの取引量が増加
オンチェーン分析会社であるサンティメントのアナリストは、ビットコインの取引量が最近の下落後に急増したことを発見した。
ビットコインの取引量が大幅に増加して回復した場合、それはトレーダーが短期的に上昇するという信頼感が高まっていることを意味する。アナリストは次のように説明した。
「最も議論されている4つの仮想通貨資産の取引量がどのように比較されているかを見ると、価格が11日ぶりに18,000ドル以下に下落したビットコインの取引量が上昇している。また、エアドロップの期待が高まるXRPは、ETHを追い抜くために近づいている」
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
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