ビットコイン(BTC)の月足の相対力指数(RSI)が、さらなる上昇を暗示している。
2021年はビットコインの年になる?
RSIは買われ過ぎか売られ過ぎかを判定する指標だ。RSIが75を超えると買われ過ぎで30以下となれば売られ過ぎであることを意味する。
仮想通貨トレーダーであるCryptoCapoはビットコインの月足RSIが80以上で推移する動きになっていると指摘する。歴史的に月足RSIが80以上に達すると、強い上昇が続いている。

CryptoCapoは次のように指摘している。
「月足ローソク足は80を上抜けようとしている。成功すれば強気トレンドが続き、平均のリターンは1010.87%となる。各サイクルは短くなっているようだ。」
一方でRSIだけでビットコインの価格サイクルを予測するのは危険であることも強調。いくつかの指標を組み合わせることが重要と指摘した。
「強気の年になる」
トレーダーの中では2021年はビットコインがどういった値動きをするかについて、見解が分かれている。しかし、多くが圧倒的に強気だ。
コインテレグラフに寄稿するアナリストであるマイケル・ファン・デ・ポッペ氏はビットコインが来年末までに65000ドルから85000ドルに達すると予想している。
「2021年末のビットコインについて、私の見解を修正する必要がある。最近の急騰を経て、私は2021年末には65000ドル〜85000ドルに達すると予想する。2021年は強気の年になりそうだ」
一方でオプション市場では、来年までに12万ドルに達する可能性を22%としている。
ただ、短期的にはトレーダーはレバレッジをかけたポジションに入ることに慎重になっている。
仮想通貨トレーダーのTheBootは、理想的なシナリオとして、ビットコインが25000ドルに下落するのを待つか、次の価格上昇後にエントリーすることだと述べている。
「急いでビットコインのレバレッジ取引に入る必要はない。ベストは25000ドルの安値か24000ドル半ばでロングすることを待つことだ。あるいは次の上昇を待ってから、そこでの押し目を買うことだろう」
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン