6日の仮想通貨ビットコインは横幅推移を続けている。7000ドルへの上値トライを続けているものの、レジスタンスを破るまでにいはいたっていないようだ。こうした動きについて、「クジラが高レバレッジの清算ゲームをしている」との指摘が上がっている。
(出典:Coin360 4月6日午前10時30分)
ビットコインは3日に一度7000ドルを超えて直後に反落して以来、数度、7000ドル台にチャレンジするも、6900ドルの壁に阻まれている。
こうした動きについて、仮想通貨アナリストのジョシュ・ラガー氏が「クジラが高レバレッジの清算ゲームをしている」と指摘した。
$BTC whales playing high leverage liquidation games pic.twitter.com/Bob5dg93cI
— Josh Rager 📈 (@Josh_Rager) April 5, 2020
ただ、一方でレンジ内の値動きが続いてる現在からは、今後大きく値動きする可能性が高い。
同じく著名な仮想通貨アナリストであるカンタリング・クラーク氏は「6650ドル未満の受け入れを待っている」として、今後さらに下落する可能性を示唆。買い手による、動きはあまり見られていないため、買い手がないと判断すれば積極的にショートすると主張している。
3月で底を打ったとする指摘も
こうした弱気な予想とは反対に、ウィリー・ウー氏はビットコイン価格は3月に底を打ったと証明される2つの証拠があると解説した。
一つはハッシュレートの移動平均であるハッシュリボンが回復し始めていることだ。ウー氏によると、これは「信頼できるボトムシグナル」であり、ハッシュリボンが現在と同様の値を示したのは2019年12月と2018年12月だったという。
2つ目は、3月の暴落時に「極度の買いゾーン」に入ったマイナーのエネルギー比率(ビットコインの時価総額とエネルギー消費量の比率)であり、この「極度の買いゾーン」は前回価格が上昇した半減期と同様の現象だという。現在は弱いマイナーが淘汰され、強いマイナーのみが残っており、ここから売り圧力がかかることは少ないと指摘した。
A tale of 2 miner charts. #Bullish
— Willy Woo (@woonomic) April 5, 2020
Hash Ribbons recovering (assumes no lower low), a reliable bottom signal, probably some miner capitulation during the crash. They last got culled in Dec 2018, only the strong remain, I don't expect miners to add more sell pressure from here. pic.twitter.com/t0GEqKCKjv