ビットコイン1万ドル一歩手前 一部アジア市場では上抜け

 仮想通貨相場がゴールデンウィーク中、今年3月時の水準まで戻し注目を浴びている。Coin360によると、特にイーサリアム(ETH)とビットコイン(BTC)が相場の盛り上がりをリードしている。

Coin 360

画像提供: Coin360

ビットコインはこれまでの24時間のうちに9991ドルをつけ、心理的節目となる1万ドル手前だ。

Bitcoin Charts

チャート:コインテレグラフ・ビットコイン価格指標

もっとも、仮想通貨のコメンテーターとしてしられるジョセフ・ヨン氏によると、韓国や香港等の一部アジア市場では既に1万ドルを超えたようだ。

 また、注目すべきがイーサリアムで、これまでの一か月で115%上昇するなど驚異的な上昇を続けている。これに先立って米証券取引委員会がイーサを証券分類することを検討するという悪材料があったが、市場はこれを既に消化したようだ。

Ethereum Charts

 仮想通貨市場全体の時価総額は現在約50.7兆円(コインマーケットキャップ)となっている。「もはや機関投資家も無視できない規模の市場」とブロックチェーン・キャピタルのパートナーであるセンサー・ボガート氏は4日コメントしている。

 また今月2日、ニューヨークタイムズが報道したところによると、ゴールドマンサックスも他行に先駆けてビットコイン先物取引に参入すると発表。また、ビットコイン取引に関する顧客らの問い合わせが殺到しているとした。

 主要10仮想通貨のうち、ビットコインキャッシュの上昇率が13%を記録。同仮想通貨をめぐっては最近、ロジャー・バー氏が運営するBitcoin.comをめぐる訴訟騒ぎがあったが、これも消化済みのようだ。

Bitcoin Cash

Bitcoin Cash price chart. Source: Coinmarketcap

 ビットコインの占有率(ドミナンス)は現在36%。前回ビットコインが1万ドルを超えたのは昨年11月で、同時のビットコイン占有率は52%だった。仮想通貨市場は当時にくらべると55%ほど大きくなっており、仮想通貨市場の全体図はやや変わってきたといえる。

  • フォローはこちら: