中国の取引所BTCC創設者のボビー・リー氏は、コインテレグラフに対して、インフレ率の上昇と5月の半減期をきっかけにビットコインは1万ドルを突破し年末までに2万5000ドルに到達するだろうと予想した。
リー氏は、過去の半減期の後に価格が上昇したと指摘。「新たな供給量が半分になって需要が同じか増加すれば、価格は上昇するのは確かだ」と述べた。
「5月に推定されている3回目の半減期で25~50%の上昇を見込むのはかなり控えめな見積もりだ」
実際リー氏は、今後2、3週間で仮想通貨への需要が高まると予想。「半減期でビットコインのインフレが収まる一方、各国の政府が世界的なパンデミックの経済的影響を抑えるために法定通貨を膨らませている」と指摘した。
「より多くの法定通貨が限られた量の商品とサービスを追跡している。インフレ率の急激な上昇は避けられないだろう。このため、用心深い投資家は購買力を維持するために安全資産としてのビットコインに向かうはずだ」
執筆時点で半減期は5月13日に推定されている。半減期ではブロック生産者であるマイナーに対して支払われる報酬が半減する。
翻訳・編集 コインテレグラフ ジャパン