仮想通貨レンディングのブロックファイ(BlockFi)は、11月の破産申請前に資産や負債、受け取った支払いなどの情報を開示すると発表した。

ブロックファイは10日、今後の裁判所への提出計画や破産手続きの概要について詳述した関係者向けの資料を提出したと述べた。資料によると、同社は11月の最初の破産審理の直後に106人の買い手候補に接触。1月30日には入札プロセスに関する裁判所の承認を求める予定だ。

ブロックファイの経営陣のメンバーは、10月14日以降、プラットフォームから仮想通貨を一切引き出しておらず、8月17日以降「いかなる時も0.2BTC以上を出金していない」と明らかにした。同社はまた、7月にFTX USから4億ドルの信用枠を得た後、特定の従業員のために「基本給を増やし、リテンション支払いを行った」と指摘した。

ブロックファイは、1月11日に資産と負債、そして財政状態報告書を提出する予定だという。

米検察当局はこのほど、仮想通貨取引所FTXとサム・バンクマン=フリード被告に関連する米ネット証券ロビンフッドの株式5500万株以上(4億6500万ドル)を押収した。ブロックファイは株式への所有権を主張している。