仮想通貨分析企業コインメトリックスは、シリーズAの資金調達で600万ドル(約6億5000万円)の調達を完了した。
26日のブログ記事によれば、資金調達ラウンドはハイランド・キャピタル・パートナーズが主導した。コインメトリックスは、調達した資金を「チームの強化と成長を継続し、製品の提供を拡大し、デジタル資産の対象範囲を拡大していくために使う」としている。
資金調達には、コインベースベンチャーズやデジタルカレンシーグループ、フィデリティ・インベストメンツなどが参加している。
ハイランドキャピタルパートナーズは、ほかの仮想通貨企業にも投資しているベンチャーキャピタルだ。ハイランドのプリンシパルであるショーン。ジャッジ氏は、次のように述べている。
「金融機関は、意思決定を行うためにクリーンで透明なデータを必要としている。これと同じことが、過去10年間に出現したビットコインやほかの仮想通貨にもあてはまる。コインメトリックスがネットワークおよび、市場データの主要な担い手となっている」
コインメトリックスは2017年に設立。ビットコインや仮想通貨の分析レポートで定評がある。3月23日の最新レポートでは、ビットコインの暴落後にステーブルコインの総金額が過去最高を更新したことを報告している。