9月25日、世界最大の資産運用会社であるブラックロックの現物ビットコイン上場投資信託(ETF)は1億8440万ドルの流入を記録し、9月の中で最も高い1日あたりの流入額となった。

ファーサイドのデータによれば、ビットワイズ・ビットコインETF(BITB)も同日に210万ドルの流入を記録した一方、フィデリティ・ワイズ・ビットコイン・オリジンファンド(FBTC)とARK21シェアーズ・ビットコインETF(ARKB)はそれぞれ3320万ドルと4740万ドルの流出となった。

9月で初めて1億ドル超の流入

ブラックロックのiシェアーズ・ビットコイン・トラスト(IBIT)は9月で初めて1億ドルを超える流入を記録した。IBITは9月24日にも9890万ドルの流入があった。

Source: Farside

現物ビットコインETFへの流入は5日連続となり、5日間の累積流入額は4億9670万ドルに達している。

この好調な流入は、米連邦準備制度理事会(FRB)が50ベーシスポイントの利下げ実施に続くものだ。9月18日の利下げ決定を受けて、ビットコインは8月30日以来見られなかった6万ドルの水準を取り戻した。

、クリプトクアントの創設者兼CEOであるキ・ヨンジュ氏は9月26日のXへの投稿で、現物ビットコインETFの需要増加によって、米国が世界に対して「ビットコイン保有量で再び優位性を取り戻している」と指摘する。

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