ビットワイズ・ビットコインETFトラスト(BITB)は、2023年に立ち上げられた上場投資信託(ETF)の中で、運用資産(AUM)においてトップ5%に入った。

1月18日、資産運用会社ビットワイズの共同創業者兼CEOであるハンター・ホースリー氏は、BITBが6800万ドルを追加で調達し、ビットコイン(BTC)を購入したと発表した。ホースリー氏は、過去4日間でBITBへの資産流入総額が3億7000万ドルに達したことを強調した。「今日、ビットワイズ・ビットコインETFはさらに6800万ドルを調達し、ビットコインを購入した。これで4日間での総流入額は3億7000万ドルになった。投資家の皆さんに資産を預けていただき、感謝している」とホースリー氏はツイートした。

投資助言会社ETFストアのネイト・ゲラシ社長は、X(旧ツイッター)への投稿で、4日前にローンチされたばかりのBITBは、2023年にローンチされた多くのETFを上回るパフォーマンスを示していると主張した。ゲラシ氏によると、AUMが3億5500万ドルに達することで、このETFは2023年にローンチされた540のETFのうち上位25にランクされるという。

Sprout Financeが作成したETFトラッカーによると、BITBのAUMは現在約3億5,400万ドルで推移している。

1月16日、ブルームバーグのETFアナリスト、エリック・バルチュナス氏によると、新しく立ち上げられた現物型ビットコインETFは、2023年に立ち上げられた他の500銘柄のETFを上回った。その日の他のETFの取引量は4億5000万ドルだったが、現物型ビットコインETFはそれの3倍にあたる総取引量18億ドルを記録した。

一方、ブルームバーグ・インテリジェンスのアナリスト、ジェームズ・セイファート氏が共有したデータによると、新しい現物型ビットコインETF製品全体の取引量は過去3日間で100億ドルに達した

GBTCを含まないETFランキング. Source: Sprout Finance 

新しく立ち上げられた現物型ビットコインETFの中で、BITBはAUMにおいて4位に位置しており、ブラックロックのiSharesビットコイントラスト(IBIT)がほぼ5億ドルでトップに立っている。フィデリティのFBTCとウィズダムツリーのBTCWがそれぞれ4億2700万ドルと3億2100万ドルで2位と3位に続いている。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン