ビットメックスの共同創設者で元CEOのアーサー・ヘイズ氏が久しぶりに自身の見解を披露し、ゲームストップ株騒動を受け、レガシープラットフォームからボイコットするべきだと主張している。

ヘイズ氏によると、一般投資家がショートスクイズを強要し、ヘッジファンドが数十億ドルの損失を被った後、ロビンフッドでの取引が停止された事件は、市場が一般投資家をねじ伏せたことを示している。

「ゲームマスターは、ゲームのプレイ方法が気に入らなかったため、コースを修正させた」と、ヘイズ氏は述べている。

一般トレーダーはレガシーな金融システムから「オプトアウト」し、仮想通貨市場を支持するべきだと、ヘイズ氏は主張している。

「ブローカーからすべてのお金を引き出し、取引を停止する。あなたが二級市民のように扱われていると思うシステムにお金を支払うのを止めるべきだ。それがオプトアウトだ。それは非常にパワフルで解放的だ」

このヘイズ氏の投稿は久しぶりのヘイズ氏の言葉だ。昨年10月に米司法省と米商品先物取引委員会がマネーロンダリング規制などに違反したとしてヘイズ氏らビットメックス幹部を起訴した後、ヘイズ氏は数か月にわたって沈黙していた。

今回の投稿をみても、ヘイズ氏が一体どこにいるのか何も示唆していない。投稿の中ではビットメックスの起訴についても触れていない。

昨年9月以来のヘイズ氏の帰還は、多くの仮想通貨関係者から歓迎された。チャーリー・シュレム氏やクラーケンのダン・ヘルド氏、ブロックストリームのアダム・バック氏などだ。