仮想通貨取引所ビットメックスCEO「現在の弱気相場は2020年春まで継続」

100倍レバレッジで人気の仮想通貨取引所ビットメックス(BitMEX)のアーサー・ヘイズCEOは、現在の弱気相場は2020年春まで継続するとの見方を示した。ヤフーファイナンスが31日伝えた

ヘイズCEOは6月、仮想通貨ビットコイン(BTC)の今年の底値は3000〜5000ドルで、米証券取引委員会(SEC)がビットコインETFを承認した場合、年末までに5万ドルまで急上昇すると予想している。

ロンドンで開催されたヤフーファイナンスのイベントで、同CEOは仮想通貨コミュニティに対し、あと18ヶ月間この相場が続くと警告した。また、同期間中のボラティリティ(価格変動幅)の低下も予想しており、状況は確実に悪化するだろうと述べた。

ヘイズ氏は2013年、ビットコイン(BTC)が250ドルから1300ドルへのブームの最中に仮想通貨業界に参加したと述べ、その後の弱気市場を振り返った。

「2014年から2015年は”核の弱気市場”の一種だった。価格が暴落し、取引高がクラッシュした。非常に、非常に金を稼ぐのが困難だった」

「(今後)取引高は現在からさらに下落する可能性があると考えている」

一方で、以前予測した通り、ビットコインETFが承認されれば、市場は大きく反発するとの考えを維持した。

ヘイズCEOは仮想通貨業界で公然と今年の弱気相場を主張する数少ない人物だ。弱気な見方にも関わらず、ビットメックスの1日の取引高は10億ドルに及ぶ。また、今年初旬には最高取引高85億ドルを記録しているという。

強気派のマイク・ノボグラッツ氏も弱気に

ニュースBTCによると、米著名投資家でビットコイン強気派のマイク・ノボグラッツ氏は今月初旬、強気な見方を取り下げ、年内は実態のある上昇は見込めず、9000ドルも難しいとの考えを示した。

分散型取引所(DEX)「0x」の共同創業者ウィル・ウォーレン氏は以下のように話した。

「2011年にこの業界に入った。それから数多くの異なるサイクルを経験している。多くの人がこの技術に関心を持ち参入し、この風は上昇しては再び下がる」

「現在の市場は息抜きの状態にある。おそらく市場は健全な底を通過していて、長期トレンドではビットコインなどの技術は広く採用されていく」