中国政府が投機的な動きを牽制する動きを示しているためか、今週も弱気相場が続いている。中国では地方でも仮想通貨企業との取引を停止するよう命じたとの報道もある。

しかしこうした状況の中で仮想通貨デリバティブ市場向けのリアルタイム分析データを提供するSkew(スキュウ)は来年は強気相場になると予想している。

スキュウによると、11月は弱気相場で終わり、12月は中立的な動きが続くと予想。そして来年3月からは新しいサイクルが生まれ、長期的な強気相場になるという。

こうした強気予想は他の機関も同様のようだ。機関投資家向けに仮想通貨投資プラットフォームを手がけるSFOXも15日にレポートを発表し、強気の見通しを公表した。

この分析には香港での新しい規制や米国のビットコインマイニング産業でのIPO、また今後期待される機関投資家向け商品といった材料があるとしている。