仮想通貨(暗号資産)ビットコイン(BTC)のクジラ(大口投資家)が23409ドルに集中していることで、この価格帯が注目エリアであることを示している。現在の強気相場は、クジラによって支えられているようだ。
クジラがビットコインを購入し、保有したままで動かさない場合に「クジラクラスター」が形成される。このクジラクラスターは市場が急激に動きた時に、サポートレベルを把握するするのに役立つ。

「23409ドルより下行くべきではない」
ビットコインのクジラの動きを追跡するデータ分析企業「ホエールマップ」によると、ビットコインは23000ドルから23500ドルに強いサポートを形成している。同社は次のように指摘する。
「19000ドルでは、驚くほど大量の損失がオンチェーンに流れていた。これが強気の条件で発生すると、素晴らしい上昇につながる(前回は1万ドルから2万ドルに上昇した)。直近の価格にも複数の強力なサポートがある。23409ドルを下回らないようにすべきだ。」
急な調整リスクを避けるためにも、ビットコインが強気相場でサポートラインをしっかりと形成することは重要だ。23409ドルのような高値水準にクジラクラスターが存在する場合、クジラはわずかに上値を入札し、ビットコインの勢いを維持する可能性がある。
著名テクニカルアナリストであるピーター・ブラント氏は10月から続くビットコインの放物線の上昇ラインを重要なエリアだと指摘する。

このチャートでは24000ドルが重要なサポートであることを示している。ビットコインの大きな下落を防ぐためにはこれより上値で推移する必要がある。ブラント氏は次のように話す。
「ビットコインは9月20日の安値から放物線の動きで上昇している。私はこの曲線がどこかの時点で破られると予想しているが、80%も下落するとは思わない。緑の曲線では2018年12月と2020年3月の安値からの放物線を描いている。これが強気相場のドライバーだ」
短期的にはクジラクラスターと放物線のトレンドラインは、23409ドルと24000ドルがビットコインがサポートしなければいけないレベルと言えそうだ。
天井はどこ?
一部トレーダーはビットコインが30000ドルと36000ドルの2つのレベルまで上昇する可能性があると考えている。オプション市場から、36000ドルが今後数カ月で到達する可能性が出ていることから、予想するトレーダーが多い価格帯だ。
一方で、仮想通貨トレーダーのByzantine General氏は、30000ドルを一旦の天井だと予想する。30000ドルが「黄金比の延長線」にあり、コインベースととビットフィネックスに売り注文があることが理由だ。
「私はこの上昇は30000ドルで天井になると予想する」
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
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