ビットコイン(BTC)は、5カ月連続の月足陰線を形成する可能性がある。これが確定すれば、2018年以来最長の連続下落となる。一方で、データは3月がBTCにとって収益性の高い月となる可能性を示唆している。
数か月連続の下落後には300%超の上昇
コイングラスの過去価格データによれば、ビットコインは現在、5カ月連続の月足陰線に直面している。直近4カ月を陰線で終えた後、今月は15%下落している。
前回同様の状況が発生したのは2018年で、2017年に過去最高値を記録した後、弱気市場へと移行した局面だった。
マクロ投資系メディアのミルクロードは木曜日のX投稿で「前回は2018年から2019年にかけてで、6カ月連続の陰線が確認された」と述べている。
その後5カ月間で316%超のリターンを伴う反転が起きたとし、次のように付け加えた。
「歴史が繰り返されるなら、反転は4月1日に始まるだろう。」

一方で、2022年の弱気市場における四半期パフォーマンスを分析すると、より慎重な解釈も浮かび上がる。同年、ビットコインは4四半期連続で陰線を記録した。
4四半期にわたり損失が積み重なり、BTC/USDは年初の4万6230ドルから年末には1万6500ドルで取引を終え、通年で64%の下落となった。これはビットコイン史上でも特に厳しいドローダウンの1つとなった。
多くのアナリストは2026年を弱気市場の年と予想しており、同様に4四半期連続の下落が発生すれば、15カ月ぶり安値である6万ドルを下回る可能性もある。

アナリストのソラナ・センセイ氏は、週足に焦点を当てたチャートを共有し、ビットコインが5週連続で陰線を形成していると指摘した。
これは2022年以来最長の連続下落であり、記録上2番目の長さとなる。
2022年にはBTC価格は9週連続で陰線を記録し、4万6800ドルから2万500ドルまで下落した。
このため、月足の過去パフォーマンスが反発の可能性を示唆する一方で、2022年の四半期および週足データは、BTC価格の下落が想定以上に長期化する可能性を示している。

現在の市場は「本質的に異なる」
アナリストのサイコデリック氏は、ビットコインの現在の弱気局面は「本質的に異なる」と主張している。その理由の1つとして、月足の相対力指数(RSI)がすでに2015年および2018年の弱気市場安値水準に到達している点を挙げた。
同氏は、強気局面において月足RSIが真の過熱拡大を示さなかったことから、過去と同じような崩れ方になるとは限らないと指摘した。
Xへの投稿で同氏は「これはこれまでのどの時期よりも、2020年に近い状況だ」と指摘する。
さらに、「過去と同じ様式の弱気市場にあると示す材料は見当たらない。こうした違いを認識すべきだ」と付け加えた。

これは現在の弱気サイクルが過去のパターンに従っていない可能性を示唆しており、ビットコインの底打ちやその後の回復が、多くのトレーダーにとって想定外な展開となる可能性がある。
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