ビットコイン(BTC)の強気派は依然として大きな上昇を期待しているが、現時点では弱気派が圧力をかけ、BTCを61,000ドル近辺に抑えつけている。

Cointelegraph Markets ProTradingViewのデータをみると、62,000ドルを超えようとする試みは、弱気派からの強い抵抗に遭遇した。

BTC/USDT 4-hour chart. Source: TradingView

「BTCは9万ドルへの道にある」

一部のトレーダーはビットコインの値動きが横ばいとなっているのにうんざりしているかもしれないが、アナリストのRekt Capitalは最近、BTCが主要なレジスタンスをサポートに転換させたことを強調するチャートを投稿した

BTC/USD 1-week chart. Source: Twitter

Rekt Capitalは、「BTCはここ数週間横ばいの値動きとなっているが、以前のレジスタンス(赤)が新しいサポート(緑)となることに成功している」と述べている。

仮想通貨アナリストでマイケル・ヴァン・デ・ポッペ氏は、BTCがここでサポートを維持し、さらに上昇することができた場合、2021年末までにBTC価格が辿る軌跡の可能性を示すチャートを投稿した

BTC/USDT 1-day chart. Source: Twitter

ヴァン・デ・ポッペ氏は、「ビットコインはまだ9万ドルへの道を進んでいる」とコメントしている。

8万ドルがターゲット

よりシンプルでストレートな価格予測は、80,000ドル突破がターゲットだと主張するGalaxyBTCの予想だ。

BTC/USDT 4-hour chart. Source: Twitter

「物事をできるだけシンプルに保つようにしたいと思う。60,000ドルは新しい40,000ドルだ。そして次は80,000ドルだ」と、GalaxyBTCは予想する。

Crypto Quantのキ・ヨンジュCEOは、クジラの活動が依然としてビットコインの価格に大きな影響を与えていると指摘する。

同氏は、取引所でのビットコイン預入額の大部分はクジラからのものであり、クジラがBTCを売却していると指摘。それでもビットコインは6万ドルのサポートを維持しており、取引所のBTC預入額も減少している。これは一般的にBTCにとって強気の兆候とみられている。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
 

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