ビットコイン(BTC)は価格が数日間の下落傾向の後、10分足らずで8%下落し、一時的に2万6000ドルを割り込んだ。

8月17日の21時30分(UTC)には、BTCは約2万7600ドルで取引されていたが、CoinGeckoによると、記事執筆時点で8%超下落し、一時2万5230ドルにまで落ち込んだ。BTCはBitfinexでは2万5000ドルを割り込んだが、多くの取引所では2万6000ドル台前半までの下落を示している。

下落の原因は明らかではないが、スペースXが今日、2021年から2022年にかけて取得したBTCを3億7300万ドルで売却したこと、また中国の恒大集団(エバーグランデ・グループ)がニューヨークで破産を申請したことが影響している可能性がある。

この下落により、ビットコインの時価総額は6月16日以来初めて5000億ドルを割り込み、6月20日以来の低水準を記録した。それでも、BTCは2023年に約1万6550ドルで取引を開始して以来、60%上昇している。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン