ビットコイン価格が1,300ドルに到達し過去最高額へ―その潜在的要因とは

ビットコイン価格は正式に4月26日に1,300ドルに到達し、前回の最高価格である1,277ドルを越えた。米国証券取引委員会によってウィンクルボス兄弟のETFの否決決定の発表が行われた、そのわずか数分前の出来事である。

ビットコイン価格が1,300ドルに到達し過去最高額へ―その潜在的要因とは

ビットコイン価格は正式に4月26日に1,300ドルに到達し、前回の最高価格である1,277ドルを越えた。米国証券取引委員会によってウィンクルボス兄弟のETFの否決決定の発表が行われた、そのわずか数分前の出来事である。

ウィンクルボス兄弟、再び

アナリストたちの大半が、最近のビットコイン価格の高騰は、SECが、ウィンクルボス兄弟が提出したビットコインETFのプロポーザルの再検討を決定したことによるものだと考えている。委員会は、バッツ・グローバルマーケッツが提出した請願を受け入れ、同兄弟が提出したCOIN ETFのプロポーザルの1ヶ月の検証プロセスが再び始まっている。

"今回の再検討のニュースによって確実に投機筋は興奮しているでしょう。しかしSECの決定が覆るかはわかりません。つまり、過去24時間の利益に関しては一時的なものである可能性はあります。"と、Gatecoinのマーケティング顧問、トーマス・グラックスマン氏はあるインタビューに答えた際に語っている

しかし、ビットコインの価格上昇トレンドは過去1週間その勢いを維持している。前回の否決でビットコイン価格が大きく下落したとはいえ、SECの最近の決定によってビットコイン価格の高騰に繋がったと結論付けるのは難しい。さらに重要なのは、ビットコイン価格はCOIN ETFが否決されてから即座にその値を戻したということである。

つまり、ビットコインETFが再審議期間に入ったことでビットコインの最近の価格高騰に繋がった可能性はあるとはいえ、それが駆動要因ではないということだ。

最近のビットコインの価格トレンドは有機的なものではない

むしろ、Bitfinexや他の取引所でフィアットでの資金の引き出しやデポジットが出来ないことにより、米国市場におけるビットコイン価格を急速に上昇させている可能性が高い。

BraveNewCoinなどによれば、世界のビットコイン取引のマーケットシェアの26.6%を占める米国でのビットコイン価格は平均1,315ドルである。一方、世界最大のマーケットシェアを誇る日本では平均価格が1,297ドルとなっている。

Bitstampなどの米国のビットコイン取引所は、現在のBitfinexの問題や、その仲介を行う銀行との争いに対して懸念を表明している。BitstampのNejc Kodric CEOは、あるインタビューの中で、ビットコインの価格トレンドは有機的なものではないと語っている。

Kodric氏曰く

「取引所がトラブルに巻き込まれる可能性のある要因は3つあります。1つ目はハッキング被害、2つ目はサイトの閉鎖など、規制当局に関連するもの、3つ目は利用者のアカウントが凍結されることです。最初の2つはどうにかなる可能性があります。しかし、3つ目に関しては、これは大きな問題です。」

米国最大且つ、世界のビットコイン取引市場で2番目に巨大なその取引所において、100ドルの打歩があれば、ビットコイン価格上昇の駆動要因となる可能性は高い。一部のアナリストは、こういった無機的成長によりビットコインの価格が短期的に低下すると予測している。