米調査会社ファンドストラット代表のトム・リー氏が帰ってきた。

14日に米経済番組CNBCのインタビューに答え、強気相場が6カ月以内に戻ってくると予想した。

一時は価格予想を求められることにうんざりしていたリー氏。今回、8月までにはビットコインは復活すると強気予想をした。

リー氏は200日移動平均に注目しているとし、次のように述べた。

「もしビットコインが4000ドルを上回った水準で推移すれば、8月までに200日間移動平均を超えるだろう。ビットコインがテクニカル面で強気相場に戻るまでにはせいぜい5、6カ月だろう」

リー氏は、2019年は修復の年と指摘。昨年11月に起きたビットコインキャッシュのハードフォーク(分裂)によってビットコインが6000ドルから3100ドルに暴落。自称サトシ・ナカモトであるクレイグ・ライト氏とビットメイン 共同創業者のジハン・ウー氏の争いがマーケットに与えた心理的ダメージは大きいと述べた。現在、マーケットは失った自信を取り戻そうとしているという。

昨年12月、リー氏は、現在稼働しているウォレット数やアカウント数などから、ビットコインの適正価格は「1万3800~1万4800ドル」と分析。ただ、ビットコインの価格予測に関する質問が多すぎるとうんざりしていることも明かした。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版
原文 Bitcoin Price Breakout Scheduled for August, Says Fundstrat’s Tom Lee