仮想通貨分析企業クリプトクアントの最高経営責任者(CEO)であるキ・ヨンジュ氏は、歴史的な傾向とは異なり、2026年第1四半期のビットコイン価格は横ばいで推移する可能性が高いとの見方を示した。
同氏は水曜日、「ビットコインへの資本流入は枯渇している」と述べ、金や銀の価格が急騰する中で、投資家の関心は「株式や輝く石」に戻っていると指摘した。
また同氏は、ビットコイン(BTC)が過去のように高値から急落する可能性は低いとし、今後数カ月は「ただ退屈な横ばい相場」になるとの見通しを示した。
コインマーケットキャップのデータによると、記事執筆時点でビットコイン価格は約9万890ドルで、過去24時間で2%超下落している。今週の高値9万4400ドルからも値を下げた。

横ばい相場は過去の傾向と逆行
2026年第1四半期に価格がほとんど動かない場合、これはビットコインの歴史的な値動きとは逆行する展開となる。
コイングラスによると、2013年以降、1月のビットコインは平均リターンが3.81%と比較的穏やかだった一方、2月と3月はそれぞれ13.12%、12.21%と、はるかに高い上昇率を記録してきた。
2026年のビットコインを巡っては、ベテラントレーダーのピーター・ブラント氏や、フィデリティでマクロ経済リサーチを統括するジュリアン・ティマー氏が、2026年にビットコイン価格が6万5000ドル、場合によっては6万ドルまで下落する可能性に言及している。
市場センチメントも低迷しており、仮想通貨市場全体の市場心理を測る恐怖強欲指数は、11月初旬以降「恐怖」から「極度の恐怖」の間で推移している。木曜日の指数は28と「恐怖」を示した。
現物ビットコインETFには回復の兆し
一方で、2026年最初の3取引日における現物ビットコイン上場投資信託(ETF)は勢いを見せ始めている。ファーサイド・インベスターズのデータによると、純流入額は合計9億2530万ドルに達した。
仮想通貨業界内にはより強気な見方もある。
ベンチャーキャピタリストのティム・ドレイパー氏は水曜日、「2026年は大きな年になる」と述べ、「ビットコインが主流になる。私の25万ドル予測がついに実現する」と語った。これは、ビットコインが2022年末までに25万ドルに達すると2018年に予測していた発言を指している。
また、ビットワイズでリサーチ責任者を務めるライアン・ラスムッセン氏は、12月17日に、ビットコインは2026年に従来の4年サイクルを打ち破り、過去最高値を更新すると述べた。
同氏は、4年サイクルでは通常「3年上昇、1年下落」となり、下落年は2026年に当たる計算になるが、今回はその通りにはならないとの見解を示している。
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