ビットワイズの最高経営責任者(CEO)であるハンター・ホースリー氏は、ビットコインが13万ドルの水準を超えれば、売却する投資家はほとんどいなくなるとの見解を示している。
ホースリー氏は6月11日、Xへの投稿で「ビットコインが13万〜15万ドルを突破すれば、もはや誰も売ろうとはしないだろう」と述べた。
ギャラクシーデジタル創業者のマイク・ノヴォグラッツ氏も同様の見方を示しており、年内にその価格帯に到達する可能性があると指摘。機関投資家からの資金流入やデジタル資産への需要拡大を理由に挙げている。
古参ホルダーの利確が売り圧力の主因か
現在、ビットコイン(BTC)は過去最高値付近で横ばいを続けている。記事執筆時点では10万8698ドルで推移しており、5月22日に記録した過去最高値11万1970ドルまであと3272ドルに迫っている。
ホースリー氏によれば、現在の売り圧力は主に、かなり以前にビットコインを安値で購入した古参ホルダーによる利益確定が要因だという。「現在の10万ドル水準では、かなり前からビットコインを保有していた人たちが一部を売っているように見える」としたうえで、これは一時的な動きに過ぎず、新たな高値を超えれば自然と収まると語った。
実際、ビットコインが5月8日に10万ドルを突破する前から、オンチェーン分析企業グラスノードは、価格上昇にともない長期保有者による売却が増加する兆しを警告していた。
仮想通貨分析プラットフォームBitboのデータによれば、155日以上ビットコインを保有している長期保有者の平均取得価格は3万4414ドルで、現在は約215%の含み益が出ている。
こうした利益確定の動きは見られるものの、ホースリー氏は、今後資金を必要とする保有者はビットコインを売却せずに流動性を確保する手段を取るようになると指摘している。
供給逼迫が価格上昇の燃料に
ホースリー氏は「今後、単純にビットコインの供給が足りなくなる」と述べ、「それがさらに価格を押し上げるだろう」との見通しを示した。
一方、コインテレグラフは最近、店頭取引(OTC)デスクのデータからも、ビットコインの供給が引き締まっている兆候が見られると報じている。
マイクロストラテジーのマイケル・セイラー氏も、同様の見解を6月10日に示している。セイラー氏は、現在の価格水準では、ビットコインのマイナーによって市場に供給されるのは1日あたり約450BTC、約5000万ドル相当にとどまっていると述べた。
「その5000万ドル分が買われれば、価格は必ず上昇する」とセイラー氏は語り、「今の価格帯では、わずか5000万ドルで仮想通貨経済全体を動かすのに十分だ」と指摘している。
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