仮想通貨(暗号資産)データ分析のスキュー(Skew)によると、ビットコイン(BTC)オプション取引の建玉総額が15億ドルを突破したことがわかった。5月に10億ドルを突破してからわずか33日で50%の上昇を記録した。
#bitcoin options open interest past $1.5bln on our radar, only one month after crossing $1bln pic.twitter.com/Pgxi8R3vbz
— skew (@skewdotcom) June 10, 2020
2ヶ所の取引所が主導
前回10億ドルを突破したのは5月7日。それから1ヶ月経ち、デリビット(Deribit)は9億300万ドルから20%増の11億ドルの建玉を記録した。
さらにシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)ではビットコインオプションの建玉を850%上昇。5月7日時点では3800万ドルだったが、6月9日には3億6800万ドルになった。
CMEがオプションの王座狙う
既報の通り、5月前半だけでもCMEの建玉は1200万ドルから1億4200万ドルへと急騰。
他の主要取引所ではCMEほど増加しているところはない。
LedgerXは5月7日から横這いの5200万ドル、OKExは15%減の6500万ドルだ。さらにバックトも8万ドルから6万8000ドルへと減少した。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン