仮想通貨相場が強気の展開となっている。ビットコイン(BTC)は約1年ぶりに1万1700ドルの水準にまで達した。イーサ(ETH)やXRPといった主要通貨も強気の動きを見せている。
出典:Coin360 15:30時点
今週1万ドルを超えて上昇をつづけたビットコインが約1年ぶりの高値を記録した。日本円でも120万円という節目を超えた。
マーケットの中では、1万2000ドルも照準に入ったとの声も出始めている。
仮想通貨アナリストのジョシュ・ラーガー氏は、約15万ドル相当のUSDTがテザ・トレジャリーからバイナンスに移動したとのホエールアラートの報告に注目し、1万2000ドル突破の可能性を示唆している。
🚨 15,000,000 #USDT (14,957,967 USD) transferred from Tether Treasury to #Binance
— Whale Alert (@whale_alert) August 1, 2020
Tx: https://t.co/qGUK4XYcjN
一般的に、ビットコインの価格とテザーの供給量との間には相関関係があるとも言われており、テザー供給量の増加がビットコイン価格上昇につながるとの思惑だと思われる。
世界的な流動性増加により、金やビットコインの価格が今週上昇につながったとみられている。
またブルームバーグでは、米国では人々が預金金利の低下を受け、ハイテク株やビットコイン、金といった資産への投資を積極的に進めているとの指摘も出ている。