ビットコインは3万8600ドルを越え、年初来高値を更新した。ほかのアルトコインも上昇し、イーサは2100ドル付近まで上昇している。

Tradingviewによれば、ビットコインは過去24時間で2.3%上昇し、年初来からは133%上昇となった。2022年4月後半以来、約1年8ヶ月ぶりの水準となった。

Coin360によれば、ビットコインだけでなく、ほかのアルトコインも含めて全面高の展開となっている。主要アルトコインでは、イーサ(ETH)が前日比3.4%上昇、XRPは1.3%上昇、ソラナ(SOL)は2.4%上昇となった。大きな上昇を見せたのは、アバランチ(AVAX)で6.6%上昇、ポルカドット(DOT)は5.7%上昇となっている。

ビットコインを巡っては強気の見方も出ている。大手金融機関スタンダードチャータードによると、「予想よりも早い」上場投資信託(ETF)の導入がビットコイン(BTC)を1年以内に10万ドルに押し上げると予測している

スタンダードチャータードは11月28日に発行したリサーチノートで強気のBTC価格目標を強調。「予想よりも早い米国の現物型ETFの導入があれば、半減期前に価格上昇が実現する」と予想し、2024年末までに10万ドルの水準に到達すると見込んでいる。