この数日間のポジティブな値動はビットコインを44,000ドル以上に引き上げた。イーサリアムも強気派が主導権を握っているため、3,100ドルにまで上昇している。
米ミネアポリス連邦準備銀行のニール・カシュカリ総裁は、2022年の間に最大7回の利上げが見込まれると発言しており、インフレの高まりと金利上昇を背景にBTC価格も上昇しているとみられる。

TradingViewのデータによると、43,000ドル近くで取引された後、その後44,186ドルにまでBTCが急上昇した。
市場アナリストのRektCapitalによれば、週足チャートをみると「ビットコインは週次アセンディングトライアングルから抜け出している」ことがわかると指摘する。

今回の急上昇で強気市場の状況を宣言する人は多くいるが、RektCapitalは「BTCがこの突破を確認するために」、「アセンディングトライアングルのトップをサポートに反転させる必要がある」と述べている。「このアセンディングトライアングルのトップを超えたことは過去数回おこったことがある(オレンジの丸)」とも警告している。
BTCが現在直面しているレジスタンスの重要性は、仮想通貨トレーダーSheldon the Sniperによっても言及されている。同氏は44,000ドルから46,000ドルのレンジを強調したチャートを投稿した。
「44,000~46,000ドルは、強気派が突破する上で非常に重要なゾーンだ。私はこのゾーンで短期的な後退があると考えているが、今後数日でこのゾーンから脱却できると予想している」と述べている。
