仮想通貨ビットコインの半減期まであと、10時間ほどとなった。半減期を迎えるとビットコインの新規供給量が50%減少し、マイナーのブロック作成報酬は12.5BTCから6.25BTCと半分になる。
現在足元ではビットコインは下落気味で8500ドルを推移している。
(出典:Coin360 5月11日午後18時30分)
半減期を迎えると、価格はどのように推移するのだろうか。
最もよく言われるのが、半減期によってビットコインの希少性が高まり、価格の上昇圧力になるのではないかという考えだ。ブロックの作成報酬が減少するとともに、現在毎日1800BTCが生産されているのが、半減期後には900BTCに減少する。
ただ、気になるのは価格はいつ上昇するのかだ。
既報の通り、前回の半減期後にはビットコイン価格はすぐに下落した。一部のアナリストは今回も同じ減少が起きると見ている。
年末に過去最高値予想
これについて、ストック・フローモデルで有名な仮想通貨アナリストPlanBは、ユーザーから価格上昇の時期について「半減期後すぐに始まるのではなく、年末に上昇する理由はなぜ」との質問に対し半減期後に始まるフェーズ5に対し以下のように答えた。
「次のフェーズの正確な開始から終了の日時はまだわからない。私はまだ推測する必要がある。これまでのフェーズから半減期の日付と正確に一致しない。ただ4年間の感覚であることはわかっている」
今後の価格については、仮想通貨アナリストのBTC_JackSparrowは11日、今後3ヶ月の見通しとして「強気になる」との見解を示した。
その流れとして、
- 5月は両方向からの高いボラティリティ
- 5月末から6月にかけて上昇
- 7月末から8月にかけてサポート(9000~11000ドル)
との動きを予想。そして自身の予測が正しければ12月から来年1月に過去最高値に向かって上昇すると指摘した。
$BTC 3 month outlook
— //Bitcoin 𝕵ack 🐐 (@BTC_JackSparrow) May 11, 2020
My thesis remains bullish
Thoughts:
>high volatility in both directions in May
>decent end of May in to June rally
>support end of July in to August
Thread contains rough expectations and requirementshttps://t.co/hzBp2Ho9yg pic.twitter.com/DJ9x2N6YCH