ビットコインが心理的に重要な局面である8000ドルを割り込み、7000ドル台に突入した。足元では過去24時間で10%下落し、7855ドルで取引されている。イーサも200ドルを割り込んでいる。

S&P500が暴落し、「大虐殺」が起きているとして、著名テクニカルアナリストのジェイコブ・キャンフィールド氏は、コロナウイルスによるパニックと原油価格の急落に起こった現状を「ブラッディ・マンデー(血だらけの月曜日)だ」と表現している。

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(出典:Coin360 3月9日午後13時40分)

原油安や世界株安の中で、ビットコインも同様に下落し、ダウ先物などとの相関から落ち込んでいるとの指摘も出ている。

仮想通貨アナリストのジョセフ・ヤング氏はビットコインが過去数週間にわたり、ダウ先物などとの相関関係があるとのユーザーのつぶやきをリツイート「リスクオン資産として機能するために、ビットコインが反発するとは思わない」との意見を紹介した

これまでにも著名アナリストのアレッシオ・ラスターニ氏がビットコインと米国株式相場の相関関係が高いため、もし株価がまた急落すればビットコインも急落することになるだろうと指摘していた仮想通貨トレーダーのMayne氏は2月に下落局面を予測していた自身のツイートを紹介し、このままの流れでいけば、7500ドルが付近で反発がおこるだろうと予想している。