6日の仮想通貨(暗号資産)ビットコイン(BTC)は9200ドル付近を推移している。なかなか9000ドル付近から動意がないビットコインだが、ここにきて昨年5月以来の強気指標がついに点灯した。
(出典:Coin360 7月6日午後17時50分)
トレーディングビューでViniciusBaccelli氏は、ビットコインとテザーペアのチャートから昨年5月以来のゴールデンクロスが確認されたことを明らかにした。チャートでは今後11800ドルまで上昇すると予想されている。
ゴールデンクロスとは短期移動平均線が長期移動平均線を上回った状態のことを示し、今回は20日指数移動平均線が50日単純移動平均線を上回った。その反対派デッドクロスで、今年3月の暴落時に発生している。
歴史的に、20-50のゴールデンクロスは動意がなかった状態から大きな上昇ラリーにつながっている。2015年には確認されてから2017年末の最高値である2万ドルまで上昇。昨年5月はゴールデンクロスが確認されてから6月の高値である13000ドルまで上昇した。
ビットコインが強気だとする指標は他にも出ている。著名アナリストのPlanB氏は今月、ストック・フローモデル(S2F)で歴史的に強気局面と同様に動いていることを指摘。価格が急騰する直前の「赤い点(Red Dot)」が点灯したことを明らかにしている。