著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト

英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

22日のビットコイン(BTC)対円相場は13,500円(1.23%)高の1,108,501円と反発。週明け21日は、欧米株の急落に伴ったリスクオフと換金重要のドル高でユーロと金がドルに対して強く売られ、BTCにとっては強い向い風が吹く市況となったが、22日の相場は米主要3指数の切り返しを眺めジリ高に転じた。この日の外国為替市場でもドル高基調が続き、これが金相場の重石となったが、コロナ感染再拡大を懸念したIT、EC株の切り返しがBTC相場にも安心感を与えた格好か。また昨日は、前日に今月安値を更新していたビットコインキャッシュ(BCC)やライトコイン(LTC)といった時価総額上位のアルトコインが反動高となったことも、BTC相場を支える材料となった。

第1図:BTC対円チャート(1分足)、前日平均値・4本値、騰落率、出来高 出所:bitbank.ccより作成

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