著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト

英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

16日のビットコイン(BTC)対円相場は22,954円(0.44%)安の5,240,469円と小幅反落。テクニカル的な節目が密集する48,000ドル水準(≒526.6万円)周辺で相場は下げ渋る格好となった。

東京時間のこの日の相場は、48,000ドル乗せの目標達成感から売りが入ったが、517万円で押し目買いが入り下に往って来いで底堅く推移。しかし、前日高値の530万円で上値を抑えられると、米株の下落を受け反落。その後、米株が切り返しBTCも下げ幅を奪回するも、戻り売りが入り再び反落し、米市場の引け後には一時東京時間の安値を割り込む場面もあった。一方、今朝方の相場は、4時間足ボリンジャーバンドのセンターラインで押し目買いが入り、下げ幅を縮小。結局この日の相場は4時間足の200本移動平均線(≒523.5万円)を挟み込む展開に終始した。

第1図:BTC対円チャート 1分足 出所:bitbank.ccより作成

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