著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト

英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

26日のビットコイン(BTC)対円相場は8721円安(- 0.91%)の95.2万円と小幅に下落。この日の相場は対ドルで節目の9000ドル(≒96.7万円)を試すも勢いは続かず、週明けからは概ね93万円から97万円のレンジでの推移となっている。世界で段階的に進む経済活動の再開が株価の支えとなる一方、半減期後のハッシュレート低迷が続くBTCの上値は重い。他方、週明けからの騰落率は、26日終値時点で1万円高(+ 1.07%)と底堅さも伺え、需給の悪化や株式市場への資金流出が懸念される一方、今サイクルでの大幅なディフィカルティー下方調整が予想されることから、相場の底入れが見込まれ売り買いが拮抗している格好か。

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。