著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト

英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

22日のビットコイン(BTC)対円相場は228,965円(4.66%)高の5,137,958円と反発。対ドルでは、今月3日ぶりに43,000ドル(≒521万円)にタッチした。

週明けから米中銀関係者からインフレ抑制に向けたタカ派的な発言が相次ぐ中、マレイシア政府の暗号資産(仮想通貨)合法化の提案や、ウォール街の米大手銀行としては初となる、ゴールドマン・サックスのビットコインオプション購入といった報道に支えられると、Terra創業者のド・クォン氏が、ステーブルコイン発行の準備金として30億ドル相当のBTC購入をツイッタースペースで仄めかすと、相場は昨日の東京時間に490万円から520万円まで一段高を演じた。

一方、対ドルで節目43,000ドルとなる同水準で相場の上値は抑えられ、その後も500万円を維持して推移するも、高値で揉み合う展開に終始した。

第1図:BTC対円チャート 1分足 出所:bitbank.ccより作成

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