著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト

英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

6月第3週のビットコイン(BTC)対円相場の週足は、前週比9,204円安(- 0.92%)の993,895円と2週続落。米連邦準備制度理事会(FRB)の社債買い入れ発表を手掛かりに、週央までのBTC相場は小確りとした値動きで96万円から103万円まで浮上したものの、17日のマイニングディフィカルティー14.95%上昇を受け、失速。需給悪化懸念に手掛かり難も重なり、17日から19日にかけては3日間連続で陰線が付いた。一時は100 Ehash/sを割り込んだハッシュレートも同水準を回復し、週末の相場は節目の100万円周辺で下げ止まったが、一週間を通して方向感に欠ける展開となった。

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。