著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト

英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

7日のビットコイン(BTC)対円相場は7,557円安(- 0.75%)と小幅に安くなり、終値(996,100円)は節目の100万円を再び割り込んだ。東京時間のこの日の相場は、およそ2週間ぶりに100.6万円にタッチしてから米指数先物の下落に連れる形でジリ安に転じるも、チェーンリンク(LINK)など一部アルトコイン相場が堅調に推移したことで下げ渋り、99万円台中盤で揉み合う展開が続いた。LINKの対ドルは米コインベースで二日連続で最高値を更新し、テゾス(TZX)やコスモス(ATOM)といったステーキングコインを牽引している。この他、シェリーアップデートによるハードフォークを控えるカルダノ(ADA)や、週明けに大手宿泊予約サイトのエクスペディアとのパートナーシップが発表されたTravala.comのネイティブトークンAVAがアルトコイン市場に買い手を呼び戻している。

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。