著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト

英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

先週(6月29日〜7月5日)のビットコイン(BTC)対円相場は4週続落したものの、この週は一貫して動意に欠ける展開が続き終値ベースでは507円安(- 0.05%)の979,493円とほぼ横ばい。手掛かり難が続く中、BTCの短期ヒストリカルボラティリティー(HV)の低下が手控えムードを誘っている。現在の10日物と30日物のHVは、18年11月中旬と19年第一四半期の膠着相場時と同等の水準まで低下しており、いつ相場が保合い放れで大きく動いてもおかしくない状況と言える(第1図)。

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。