著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト

英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

16日のビットコイン(BTC)対円相場の終値は3,954円(0.4%)安の982,046円と二日続落。昨日明朝に発覚したツイッターへのハッキングで海外暗号資産(仮想通貨)関連アカウントが乗っ取られたことが売り材料となり、この日の相場はアジアから欧州時間序盤にかけて下げ一本調子となり97万円にタッチしたが、値固め局面を意識した押し目買いも根強く、売り一巡後に徐々に値を戻す展開へ。終値はプラス圏こそ回復しなかったが、欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が、政策決定後の記者会見で金融緩和継続の必然性や景気下振れ懸念を示したことも意識されたか、米指数が安寄り後に揉み合う中、NY時間のBTCはジリ高で98万円を回復した。

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。