著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト

英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

9日のビットコイン(BTC)対円相場は20,464円安(- 2.02%)の991,882円と反落。チェーンリンク(LINK)やドージコイン(DOGE)価格の暴騰を受けたアルトコインの物色に便乗した買いが入り、前日のBTC相場は2週間ぶりの高値を付けたが、この日は多くのアルトコイン相場が反動で押しアジア時間のBTCは101万円周辺で上げ渋った。NY時間には、朝方に発表された米失業保険申請件数は改善したがコロナ懸念や主要企業の人員削減発表が重石となりS&P500種とダウ平均株価が反落。BTCとS&P500種先物の連動が強まる中、BTCはこれに連れて下げ足を速め、アルトコインを巻き込み市場の下げを主導し前日の上げ幅を掻き消した。

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