著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト

英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

25日のビットコイン(BTC)対円相場は3,4086円(0.82%)高の4,216,008円と三日続伸した。

週明けの米株の切り返しに連れ高となり、376万円(≒33,000ドル)から428万円(≒37,500ドル)まで反発したBTCだったが、昨日の東京市場では日経平均の下げるのを眺め失速し、420万円を割り込んだ。しかし、海外時間で欧州・英株市場が反発すると、BTCは410万円近辺で下げ止まり反発。寄付きの米市場で相場は一時不安定に推移するも、ロシア金融当局政策部門のディレクターが、同国中央銀行が先週要求した暗号資産(仮想通貨)マイニング及び取引の禁止に異議を唱えたことや、YouTubeがNFT機能を検討しているとの報が好感され、428万円に再びタッチした。

一方、重要イベントを控えていることもあってか、相場は直近高値で反落。足元、420万円(≒36,900ドル)近辺で推移している。

第1図:BTC対円チャート 1分足 出所:bitbank.ccより作成

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