著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト

英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

21日のビットコイン(BTC)対円相場は487,754円(13,23%)安の3,199,822円と大幅安。今月8日に435万円に乗せて以来、2週間弱で123万円ほど吐き出した。昨日はアルトコインも概ね急落し、暗号資産(仮想通貨)市場は全面安の様相を呈した。

この日のBTC相場は概ね売り一色。このところドル安株高とBTCにとっては好環境が続いたが、昨日は19日に対ドルで史上最高値を更新したイーサリアム(ETH)が目標達成感から売りが殺到し、BTCや他のアルトコインも道連れとなった格好。また、これまで相場のサポートとなっていた34,000ドル(≒352万円)や、三角持ち合いの下辺を割り込むと売りが一層に膨らみ、今朝方には30,000ドル(≒312万円)まで安値を広げた。

第1図:BTC対円チャート 1分足 出所:bitbank.ccより作成

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。