著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト

英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

3日のビットコイン(BTC)対円相場は65,417円(1.55%)高の4,289,331円。この日は概ねマイナス圏での推移が続いたが、朝方にかけて値を戻し、終値ベースではほぼ横ばいとなった。

大幅に下振れ、マイナスとなったADP雇用レポートや、Facebookを手がけるMetaの損失を嫌気した時間外での株価急落により、2日のBTC相場は430万円から420万円まで一段安となり、先月23日から続いたジリ高基調に終止符を打った。

3日の相場も英・欧中央銀行のタカ派姿勢が相場の重石となり、欧州序盤に417万円近辺まで下落。NY寄付きまで相場は戻りを試すも、Metaの業績への失望感から米株の下落に連れ安となり、再び417万円割れを試した。一方、NY引け後の米株先の反発に今度は連れ高となっており、プラス圏で終値を付けた。

第1図:BTC対円チャート 1分足 出所:bitbank.ccより作成

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