著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト

英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

17日のビットコイン(BTC)対円相場は116,536円(2.32%)安の4,903,468円と4日続落し、長期トレンドとして意識される200日移動平均線(495.9万円)の防衛に失敗した。

東京時間のこの日の相場は、200日線周辺がサポートとなり下げ渋る展開。海外時間には一時510万円台に乗せる場面もあったが、米小売売上高が-1.1%と市場予想の-0.3%を大きく下回ると米株価指数先物の急落とドル高に圧迫され、相場は反落。米時間にはなんとか節目500万円を維持したが、引けにかけてもとより過熱感のあったアルトコインに売りが入り、BTCも連れ安で487.5万円まで一段安となった。

第1図:BTC対円チャート 1分足 出所:bitbank.ccより作成

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。