4月1日のビットコイン(BTC)円は1239万6760円から取引が始まった。トランプ米政権による相互関税の発表を明日に控え、東京時間は米長期金利の低下を眺め、BTCは段階的に戻りを試す展開となり、欧州時間序盤には1260万円台を回復した。一方、その後は上げ幅を縮小すると、ISM製造業景気指数(PMI)とJOLTs求人件数の下振れを受けて、米国経済の先行きへの懸念から1233万円まで急落を演じた。しかし、景気減速に伴うFRBによる景気刺激策への期待感もあり、相場はすかさず切り返すと、序盤の米国株相場の上昇も支援となり、1270万円を回復。その後はこの日の高値で揉み合いに終始し、終値は1277万2378円となった。

第1図:前日のBTC対円(左、1分足)と直近3カ月のBTC対円(右、日足)チャート 出所:bitbank.ccより作成

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著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト

英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。