18日のビットコイン(BTC)円は1258万0386円から取引が始まった。週明けの反発でドル建てBTC相場が200日線回復に失敗したことで、この日の東京時間は戻り売り優勢となり1240万円周辺まで下落した。海外勢参入後には一時1250万円まで戻すも、上値の重い展開が続き、米国時間序盤には米株の下落に連れ安となり1220万円周辺まで一段安を演じた。しかし、残りの米国時間は同水準で下げ渋ると、終盤にかけて1230万円を回復した。その後、トランプ米大統領とプーチン露大統領の電話会談で、ロシアがウクライナのエネルギー施設への攻撃を30日間停止することで合意したことを受け、1240万円近辺まで上昇し、終値は1239万4546円となった。
第1図:前日のBTC対円(左、1分足)と直近3カ月のBTC対円(右、日足)チャート 出所:bitbank.ccより作成
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著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト
英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。