著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト
英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。
1月3日のビットコイン(BTC)対円は急反落を演じた。米国での現物ビットコイン上場投資信託(ETF)早期承認期待を背景に年始から上値を伸ばす展開となっていたBTCだったが、リサーチ会社のマトリックスポートが「米証券取引委員会(SEC)は1月に現物ビットコインETFを承認しない」と指摘すると、ロングの投げを伴って相場は640万円周辺から590万円まで急落した。一方、この日はETFを上場する予定のナスダック、シカゴ・オプション取引所(Cboe)、NY証券取引所がSECと会合を開いたと伝わると、ブルームバーグのアナリストが「(ETFを)否認か判断延期をするならこのタイミングで(SECは)そんなことはしない」と指摘。すると相場は切り返したが、43,000ドル水準(≒616.5万円)で上値を抑えられている。
第1図:前日のBTC対円(左、1分足)と直近3カ月のBTC対円(右、日足)チャート 出所:bitbank.ccより作成