著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト

英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

4日のビットコイン(BTC)対円は反落し、前日の上げ幅を縮小した。前日に終値で31,000ドル水準となる448万円を昨年6月ぶりに終値で回復したBTC相場は、この日の東京時間に前日の高値(453.7万円)を試す場面もあったが、薄商いのなか勢いは続かず失速すると、ジリ安に転じ31,000ドル水準周辺での推移となった。この日は米国が独立記念日で休場となり、米時間序盤のBTC相場も鈍い値動きが続いたが、ドル指数が緩やかに戻し始めると、相場は終盤にかけて小幅に下落し31,000ドル水準を下抜けた。

第1図:前日のBTC対円(左、1分足)と直近3カ月のBTC対円(右、日足)チャート 出所:bitbank.ccより作成

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