著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト

英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

27日のビットコイン(BTC)対円は高値圏で反落し、今月18日ぶりに350万円台で終値を付けた。ドル建てで節目の28,000ドル回復を試す展開で始まった今週の相場だったが、米地銀ファースト・シチズンズ・シェアーズがシリコンバレー銀行の預金や一部資産を米連邦預金保険公社(FDIC)から取得したことで、安心感から米国債利回りが上昇すると、BTCは上値を重くした。米銀行システムへの懸念後退から、その後は米株先の上昇に支えられる場面もあったが、バイナンスとCEOのCZが米商品先物取引委員会(CFTC)から提訴されたことで相場は下げ足を速めた。一方、高値レンジ下限近辺で相場は買い支えられ、終値では27,000ドル水準となる354.5万円を死守した。

第1図:前日のBTC対円(左、1分足)と直近3カ月のBTC対円(右、日足)チャート 出所:bitbank.ccより作成

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