著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト

英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

23日〜29日のビットコイン(BTC)対円相場の週足終値は、前週比142.984円(4.85%)高の3,088,821円と4週続伸し、昨年11月の下げ幅を解消した。

米連邦公開市場委員会(FOMC)が迫る中、先週のBTC相場はドル建てで23,000ドル水準となる300万円周辺で揉み合いが続いき、底堅かった昨年第四・四半期の米GDP成長率や、前年比で2ヶ月連続減速が確認された12月の米個人消費支出(PCE)を持ってしてもはっきりと方向感を示すことができなかった。

一方、通常はボラティリティの落ち着きやすい週末にライトコイン(LTC)やビットコインキャッシュ(BCC・BCH)相場が上伸し、BTCも連れ高を演じ310万円にタッチした。

第1図:BTC対円チャート 1時間足 出所:bitbank.ccより作成

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