著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト

英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

米国のインフレの継続的な減速への期待から確りとした推移で230万円を回復したビットコイン(BTC)の対円相場は、昨日東京時間にドル建てで昨年6月安値となる232万円水準に肉薄し、231万円周辺で揉み合いに転じた。米市場序盤には相場が若干押す場面もあったが、今夜発表される12月の米消費者物価指数(CPI)の6カ月連続減速期待から米株が上昇すると連れ高となり6月安値を回復。また、AWSがアバランチ(AVAX)を採用したことでAVAX相場が急伸する中、BTCは今朝方にショートカバーを伴って18,000ドル水準となる237万円にタッチした。

第1図:前日のBTC対円(左、1分足)と直近3カ月のBTC対円(右、日足)チャート 出所:bitbank.ccより作成

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