著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト

英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

6日の米雇用統計を通過しリスク選好度が上向く中、週明けに17,000ドル水準となる224万円を回復したビットコイン(BTC)対円相場は、9日の米株の上昇に連れ高となり続伸し、およそ3週間ぶりに229万円を一時回復した。一方、本日午後11時から予定されているパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言を前に、米市場後半で株価が反落するとBTC相場も連れ安となり、上げ幅の殆どを掻き消し、足元、226万円台中盤まで押している。

第1図:前日のBTC対円(左、1分足)と直近3カ月のBTC対円(右、日足)チャート 出所:bitbank.ccより作成

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